文芸ヌー

生活に負担の少ないブンガクを。 文芸ヌー

ごあいさつ (天久聖一)

文芸というとなにやら高尚に聞こえるけれど、つまりは文をつかった芸である。私にとって文芸は、芸術というより演芸に近い。高い理想を追うよりも、もっと身近な相手を想定したささやかな自己表現。 その芸は巧くなくていい、磨かれてなくていい。どうにかこ…

KOKW (紀野珍)

DAI語をノベライズする

書き出し自選・小夜子の5作品(小夜子)

こんにちは、小夜子です。平成も終わりかけのいま、まさしく棚ぼた的にご指名をいただき、今回の「書き出し自選」を担当いたします。 ご指名ありがとうございます。一度は言ってみたい言葉じゃないですか?「ご指名ありがとうございます」って。普段生活して…

上/下品(伊勢崎おかめ)

現在、小学5年生の息子から聞いた話である。 息子が4年生の時、5年生の担任に、「出っ歯でメガネの痩せたおばさん」先生(以下、X先生とする)がいたらしい。X先生の指導は非常に厳しく、授業中のみならず、休み時間中であっても、児童が不適切な発言や…

「書き出し自選」のおしらせ

ごうがいだよ。 あのね、「かきだしじせん」ね、しょじじょうにより つぎはさよこちゃんのたーんになりました。 ぱちぱちぱち。 へいせいのうちにとうこうしたい、ってさよこちゃん ぶあついいきごみをかたってましたので みなさんおたのしみにね。 ヌーより…

31/101(xissa)

空瓶美しく酔っている

ただ夜を走る(哲ロマ)

帰宅する。今日もなかなかハードな一日だった。靴を脱ぎ鞄を降ろし、ふと時計に目をやる。迷ってはいない、答えは決めていた。迷っているフリをしただけだ。やれやれ、疲れたんじゃないのか、お前もしかして、やるつもりかいもう一人の自分が呆れて僕に語り…