文芸ヌー

生活に負担の少ないブンガクを。 文芸ヌー

サライ (イワモト)

(バーにて)
客:あ~飲んだ飲んだ。マスター、お会計して。
マスター:14万円になります。
客:えっ?高過ぎるよ!ぼったくりじゃねえか!絶対払わねえよ!
マスター:お客さん、困りますねえ。こっちも道楽でやってるんじゃないんですから。
客:うるせえ!出るとこ出てやろうじゃねえか。
マスター:仕方ないね。
(店の裏に向かってパンパンの手を叩き)お願いします!
(屈強な男2人が現れ、客に目隠しをしてどこかに連れて行く。)
客:何すんだ!離せ!
(しばらくして目隠しを解かれると、そこは満員の観客が見守る日本武道館のステージだった。)
徳光:あっ!今到着されたようです!
(ステージに並んだ芸能人の真ん中に誘導され、イントロが流れる)
(加山や谷村と肩を組み、サライを熱唱し、万感の思いで立ち尽くす客。拍手が鳴り止んだ後)
徳光:14万円になります。(終わり)