文芸ヌー

生活に負担の少ないブンガクを。 文芸ヌー

元祖いがそ君

湯気の向こうに(元祖いがそ君)

「はいっ、オマケ!」 新聞紙で包まれた大きな焼き芋の隣に、小さな焼き芋が転がり込んだ。 「熱いから、気をつけて下さいね」 「なんだか、いつも申し訳ないなぁ」 「いーの!常連さんなんだからぁ」 亀吉は焼き芋が好きでは無い。死んだ婆さんが好きだった…

道しるべ(元祖いがそ君)

だいたい決まっている。そんなに細かい事では無くて大きな枠組みでの話ですが、だいたい決まっていると思うのです。 例えば、大体の赤ちゃんは可愛い。人間でも動物でも可愛い。しかも、声を発しない、動かない植物だとしても、芽を出して自分の殻を被ってる…