文芸ヌー

生活に負担の少ないブンガクを。 文芸ヌー

思い出し笑い(もんぜん)

思い出し笑いしている人を見るのが好きです。なんで笑っているのか、その人の頭の中を覗きたくなります。

そこで実際に聞いてみました。みんなの思い出し笑いしちゃう話。



○Mさんの思い出し笑いしちゃう話

小学生のとき、中南米の国名を答えるテストがあった。まったくわからなかった友人は、唯一わかる「メキシコ」ですべての解答欄を埋めた。

しかしその友人のテストは0点で帰ってきた。不思議に思って回答用紙をよくよく見てみると、メキシコのところだけ「メキンコ」と書いていた。



○Yさんの思い出し笑いしちゃう話

会社の送別会で泥酔した人がいて、お店を出て道路に座り込んでしまい、それを見た男性社員の一人がコンビニに走っていった。水でも買ってくるのかな、と思って待っていたら「モナ王」を買ってきて自分で食べはじめた。



○わたしの思い出し笑いしちゃう話

父がフリスクのことを「気付け薬」と呼んだ。



○Mさんの思い出し笑いしちゃう話

「おまた」という名字の男の子とすれ違ったとき、友達が「オマタかおる」ってつぶやいた。



〇Tさんの思い出し笑いしちゃう話

結婚式で旦那がわたし宛の手紙をサプライズで読んでくれたのだが、その出だしが「Tさん、結婚おめでとうございます」というヤクルト若松監督のマネだった。



以上です。


今回、身近な人に聞いてまわったんですけど(行きつけの美容院のシャンプー担当の人にも聞きました)、「メキンコ」「モナ王」「オマタかおる」などインパクトのある言葉がからんだ話が多かったです。


ちなみに「オマタかおる」は鈴木由美子先生の漫画です。ヤクルト若松監督は優勝したとき「ファンの皆さん、優勝おめでとうございます」と言いました。


もしも思い出し笑いを判定できる機械が発明されて、思い出し笑いをすると死刑になる世界だったら、「メキシコ」や「モナ王」を見かけるたびに死ぬ可能性があるので大変ですね。


思い出し笑いしちゃう話のいいところは自己完結している所だと思います。極端に言えば、他人にとっておもしろくなくたっていいんです。またいくつか仕入れられたら、ここで書かせてください。