文芸ヌー

生活に負担のないブンガクを。 文芸ヌー

書き出し自選・ヘリコプターの5作品(ヘリコプター)

初めましてヘリコプターです。

ヘリコプターは全く好きではありませんが真顔で「ヘリコプターです」って言うのがアホらしくて好きなんだと思います。

書き出し小説は74回から参加してます。きっかけは第一弾の単行本をたまたま本屋で見つけ、何度もトイレで読んでいるうちに自分もやってみよう思ったからです。

 それまでは和田ラヂヲ先生のラジオ番組に、一言で笑わせるネタを投稿していました。なので書き出し小説を始めた頃はそういった笑わせるネタが元になっています。今は思いついたものは送るということを繰り返しています。最終選考にも名前がない週は、そもそも送ってないと何度も自分に言い聞かせています。

 それでは5作選んでみました。よろしくどうぞー。

 

全てを失ったが、残尿感はある。

(第76回 自由部門)

私と残尿とは中学生の時からの付き合いです。チノパンとか明るい色のズボンを履くときは注意が必要です。尿のシミが出来てしまった時は、カバンかシャツで隠すか勢いよく手を洗って水が飛んだようにみせて今まで乗り切ってきました。

これは「試合に勝ったが勝負に負けた」的なことが、そろそろ自分も言いたいなーと思い作りました。

ちなみにこの回は自由と規定でトリを飾りで嬉しかったのと、偶然その日に大人計画の舞台を観に行き、最後に天久先生が出てきて「本物がいる!」と勝手に運命的なものを感じました。この後、調子に乗って投稿していくことになります。

 

多分トングのようなもので挟まれている。

(第92回 自由部門)

「トング」って言葉と物がなんか間抜けな感じがして使いたかったんです。ここでは大きなトングに体の一部を挟まれてますが、ちょっと勢いをつければ逃げれるような状態でもあります。

初めて「トング」という言葉を知ったのは焼肉屋さんでした。それまでは「パン屋にある挟むやつ」と言っていたと思います。

この作品はラッキーなことにアメトーーク!で宮迫さんが読んでくれました。それまではカッコつけてる宮迫さんが苦手でしたが、今ではそんなこと気にならなくなりました。

 

2軍の円陣は美しかった。

(第94回 自由部門)

一軍になることを潔く諦め、円陣にこだわりだした二軍の姿を描きました。変な美意識を持ち始めた弱小野球部の2軍が一番楽しいような気がします。野球以外のところで甲子園を目指してもいいじゃないかという信念が彼らにはあります。次第にそれが観客にも伝わり、円陣を見るために全国からお客さんや強豪チームが観に来るようなります。そんなある日、大リーグのスカウトが来て円陣を観て感動しますが

 

今日も中央分離帯で母船を待っている。

(第127回 自由部門)

初めて書き出しっぽいの作れた気がするやつです。

ゴミが沢山落ちていたり雑草がたくましく生えてる中央分離帯は島みたいです。そこだけの時間が流れてそうで、そこにしかいない虫や進化を遂げた生き物がいそうです。そんな中央分離帯で母船を待つ宇宙人の話です。最後に母船が宇宙人とゴミを吸い込むシーンは圧巻です。

 

みんなと蛇口から直接水を飲むような表情でプリクラを撮ったり、角材を切ったりした。

(第133回 自由部門)

バカっぽくて好きなやつです。

角材切ってる時は無言ですね。あと蛇口から水を飲むときに蛇口が低ければ低いほど変顔(ろくでなしブルース風)になります。この集団のポテンシャルが恐ろしいです。なお、切った角材は100%使わないと思います。

 

以上です。ありがとうございました。

 

次回は正夢の3人目さんにお願いします。

映画っぽい感じのかっこいいやつから馬鹿らしいやつまで幅広いので、自選が興味深いです!よろしくお願いします!