文芸ヌー

生活に負担のないブンガクを。 文芸ヌー

消耗する地方の町内会関係(ボーフラ)

町内会の役員を辞められません

僕は9年前に、町内会から体育部をやるように言われ、「まあ町内会に参加して地域のコミュニティに属するのも良いだろう」と思い、引き受けました。やる気を出してしまい、なり手のいなかった「体育部の会計」に挙手をしてしまって、以来、会計職から離れる事ができません。

そして8年前、父が脳梗塞で倒れてしまい、それまでは派遣社員をしながら仕事探しをしていたのですが、自営業の方を手伝わざるを得なくなってしまいました。

僕は本来は技術職を志向していて、まあ、自分の技術力との兼ね合いを見て、これぐらいのIT(死語?)のレベルの仕事ならできるだろうと、何とかスキルアップしていこうと思っていた矢先に、父が倒れる。そうすると、店を放っておく訳にはいかないので、嫌でも店をやらないといけないのです。

父は元気な時は、家業は継がなくても良いと言っておりましたが、こうやっていざ頓挫の危機を迎えれば、全く無視という訳にはいかないのです。家業のない方々は、全くの自由で仕事を選んでいるように思うし、正直、何で自分ばっかり、という思いもあります。

さて、父が要介護3になりましたが、体育部は辞められませんでした。そもそも、町内会、コミュニティの仕事というのは、地域の福利厚生の向上の為にやっているかと思っておりましたが、現状、ヤフー知恵袋でもご覧になってもわかるでしょうが、家庭の福利厚生に支障をきたす事があってたとしても、輪番や、なり手がいないという事で、町内会の役員をやらざるを得ない状況があります。

これは東京の方には理解できないかも知れません。しかし地方はそうなのです。中野区には自治会自体が存在しないと聞きますが、羨ましいなあ、と思うのです。

辞めれるよう陳情したが却下された

そして数年前、在宅介護のキツさがピークに達した時、当時の町内会長に、体育部を辞める事はできないか?と陳情しました。返答は、「なり手がいないので続けて欲しい」でした。個人の「職業選択の自由」や憲法の「結社の自由」、まあ色々と無視です、上から、役員の人数の割り当てがあったら、町内会では馬鹿ッ正直に人数を割り振っていく訳です。コミュニティ関連の役員はみんなそうです、なり手がいないなら全体的に縮小すれば良いのです。昔より人数が減っている訳ですから。ですが役員の割り当ては漸減する事もありますが、やる気のある人が新しい組織や委員会を作ったりして、そっちに人が流れていってしまう事もあります。何なの…。

まあとにかく却下されたので、「政治」をしまして、何とか辞められる段取りをつけたのですが、土壇場で覆されて役員名簿に名前を書かされ、また数年後、本当に「辞める」宣言をしたところ、今度は体育部会で「ボーフラさんに来年も続けてほしいか否か」という議決を取られ、賛成多数でお願いしますという流れになりました。その議決を取った体育部長は、僕の町内会の町内会長と同じ人物です。何という利益誘導、何という職業選択の自由の侵害でありましょうか。

後日、その議決は撤回してもらいましたが、本当に嫌な気持ちになりましたし、今でも根に持っております。

役職、組織、会議のリストラを

民間では、「無駄な会議が多い」という話がありますが、事実、この手の町内会関係、コミュニティ関係、業界団体など、「準公共団体」のような団体の役職、組織、会議というのは非常に多く、一定割合が形骸化していたり、参加しなくても何とかなるのに一応は招集されます、真面目にやる方が馬鹿を見るような状況で、こういうのを引き受けるような人のところに、この手の話が集中し、会議がブッキングするなんて事もあります。僕も納涼祭の時に訪問ヘルパーを頼んでいった事もありますし、きょうだいに留守を任せた事もあります、人によっては自分がこの手の仕事をする為にアルバイトのシフトを入れて自分の穴を埋める事もあるようです。

この手の事が、自分の商売にプラスになるなら良いですが、昨今、町内会関係も予算が少ないので、店を使ってくれる事はないし、使う業者はどうせいつも同じ店です、ウチでなんて使ってくれた事ないです、本当に何なのよ!もう、本当に何なのよ!と、オカマ口調で切れたいような気持ちもございます。

リストラして下さい。やりたい人だけでやって下さい。本当にそう思います。

この記事は眠れないので書きました

今、午前三時半です。日中、町内会の関係から、クソみたいなLINE送ってきやがったので、頭にきて目が覚めてしまい、じゃあヌーに書こう!と思ってPCを立ち上げました。僕が今やっている仕事や、この手の事は、必ずしも本意ではありませんが、人間、誰しもやりたい事がやれる訳ではない。やりたくない事を我慢してやるのも人生だ、と思って、涙を拭い、とりあえず布団に戻ります。
ボーフラ・プロジェクト