文芸ヌー

生活に負担のないブンガクを。 文芸ヌー

xissa

24,25/101(xissa)

我に返る自分がない/コンビニ眩しい淋しい

23/101(xissa)

今日の分の味噌を掬う

22/101(xissa)

電車の中で誰ですかかぼすの匂い

20,21/101(xissa)

パチンコ店喫茶白ばら総菜屋の並び/アンティークといえばそうだが

19/101(xissa)

背中の夕焼けがすごいらしい

17,18/101(xissa)

他人の家のさわやかな朝 /途中の空を見上げる

16/101(xissa)

引き返し時を見失ってさらに右折

14,15/101(xissa)

変則五差路を数えなおす/まっすぐすぎる道で暑い

11,12,13/101(xissa)

陽ざらしの洗濯バサミ砕ける/早朝のわたり鳥をひとりで見ていた/宵の口にうつむく水銀灯

自由律に散文  5 (xissa)

ひとくち飲んで注ぎ足す麦茶

自由律に散文(xissa)

チョウの標本を捨てる/ 寝て起きてまた食べている

自由律に散文(xissa)

ガム吐き捨てて新年/ 父が死んで二月の空が高い

自由律に散文(xissa)

風呂が沸くまで後悔している/ ひとりのほうに歩く

花じゃない 赤い鉄橋 ~自由律に散文~(xissa)

こんなところに住んでいたのか/ 花じゃない 赤い鉄橋/ ここが海の音の聞こえるぎりぎり