文芸ヌー

生活に負担のないブンガクを。 文芸ヌー

哲ロマ

きみの未来が(哲ロマ)

この手紙を読んでいる三日後の自分へ 俺の思い描いている三日後の自分、君はそれになれているかい? 床屋行ったんだろ? 思い描いていたツーブロックになれているかい? 卵の賞味期限が切れます。 どうだい? ロックスターにはなれたかい? 俺はもうかれこれ…

硬い無料(哲ロマ)

『ご自由にお持ち下さい』 ショッピングモールの館内マップだったり、ビジネスホテルのロビーにある新聞だったり、ATMの横にある封筒だったり、ご自由にお持ち下さいはまあまあ、だいたい紙だ。 なんの手続きもなく、誰かに頼むわけでもなく、無人で置いてあ…

自分でやる(哲ロマ)

とんかつ、それは揚げ物。ご飯にとても合う物。 とんかつ屋さんでは「ご飯おかわり自由」という素晴らしい自由を与えてくれるところが多い。ご飯にとても合うのだからおかわりはしたくなる。そのおかわりが自由、素晴らしい。おかわりが不自由ならもう、とん…

府中本町の鳩 (哲ロマ)

ハトが乗り、次で降りた。いきなり手前味噌で申し訳ありませんが、わたくしが書き出し小説モチーフ「鉄道」の回で採用されたすごく面白いやつです。てか、手前味噌って何ですか?手前、味噌?奥?醤油?手前味噌、奥醤油、左みりん、右バルサミコ酢?あとで…

イタリアンハンバーグ(哲ロマ)

独り暮らしの男は何を考えているか。 そう、独り暮らしの男は強火で炒める事を考えている。 チャーハンをパラッパラにする強火、野菜炒めをべちゃべちゃにしない強火、鍋肌に醤油がはじけ香ばしく香る強火、強火で炒める事に取り憑かれている。弱火でじっく…